バッテリーの保守・点検
LESSON3
汚れがひどい場合は水洗いしよう

 バッテリーは満充電に達するとガスの発生が活発になるため、ケースが密閉されていると逃げ場を失ったガスでケースが膨張・破損してしまう。
 このため、液口栓などに必ず通気孔が設けられていて、ガスを排出できる構造になっている。ところが、このガスの排出時に、噴出圧によってバッテリー液も吹き出されてくるのだ。ケース上面がジメジメした汚れに覆われやすいのは、これが原因。通電性があって自己放電を助長するため、きれいに保つことも大切なメンテナンスとなる。その究極の方法が「水洗い」だ。
Lesson3 img01 バッテリーベースにセットされている受け皿は漏れたバッテリー液で汚れている。バッテリーを外したときは、忘れずに取り外してきれいに洗っておきたい。
受け皿と接していた部分にも漏れたバッテリー液は付着。サビの温床となりやすいので注意!汚れを拭き取って、サビが発生していないかチェックしておく。 Lesson3 img02
Lesson3 img03 バッテリー内部に水が入らないよう液口栓などにあけられた空気孔の部分にだけテープなどを貼ってふさいでやる。
カーシャンプーもしくは中性洗剤で若干濃い目の洗剤溶液を作り、洗車ブラシでゴシゴシ擦り洗いする。特にターミナルポールの周辺はきれいに! Lesson3 img04
Lesson3 img05 側面が汚れていると液面チェックがしにくくなり、底面には漏れた希硫酸混じりの汚れ溜まりやすいので、忘れずに洗っておく。
ケース全体の汚れがきれいに落ちたなら、隅々まで勢いよく水をかけることで、洗剤分が残らないよう確実に流しておこう。 Lesson3 img06
Lesson3 img07 残った水分は、確実に拭き取っておく。特に、液口栓や電極回りに残った水分は入念に!そしてきれいに拭き取ったら十分乾かしてやる。
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