弐輪道CUP最終戦!最多となる77チームが参加!

もっとバイクを好きになってもらいたい!という想いを込めて開催させていただいているイベント全てに付けている『弐輪道』という名称。中でもミニバイクという親しみ易いクラスで、レースの楽しみを味わっていただくのが『弐輪道CUP』です。耐久レースでは、単に速さや順位だけではなく、「仲間と協力してゴールを目指す」という感動や達成感、さらに「抜きつ抜かれつを楽しめる」という事は、レベルの高低に関わらず得られます。これは過去に社内チームで『もて耐』や『SUGO6耐』に参戦した経験から得た、信念でもあります。

エンジョイ2時間耐久レースで命運を握るグリッド抽選。真剣ですが、結果が悪ければ笑いのネタになるのです

2012年の弐輪道CUPでは、よりみなさんに楽しんでいただけるように『エンジョイ2時間耐久レース』と『スポーツ3時間耐久レース』をご用意しました。特にエンジョイ2時間耐久レースでは、予選を行わずにグリッドは抽選で決定する方式。より練習に集中していただけますし、運の良さや悪さも楽しんでいただけるようになりました。また、無料のレンタルツナギも用意してありますし、初心者の証としてビブスの貸し出しもしています。上手なライダーはビブスライダーの方が怖がらないように、気遣いをしてくださいます。本当の意味で、ビギナーの方でも楽しんでいただけるレースとなっているのです。

ビギナーライダーでも気軽に参加できるように、無料のレンタルツナギや周りにビギナーということをアピールするビブスの貸し出しをしているので安心

もちろんエキスパートなみなさんには、スポーツ3時間耐久レースで思いっきり白熱のバトルを展開していただけます!それぞれのクラスで、違う楽しみ方をしていただけるのが、弐輪道CUPの良さなのです!

こういった部分をご理解いただき、ご賛同いただいたみなさんが今回の最終戦には大勢ご参加くださいました!過去最高となる77チームの参加なのです!前日からの雨予報にも、当日朝の寒さにも負けないみなさんの元気に、スタッフ達も喜びと感動をいただきました!ありがとうございました!

寒さも雨も吹っ飛ばして練習走行開始!

当日は5℃という寒さの中、大勢のみなさんがゲートオープンを待ち焦がれて長蛇の列ができていました。天気予報では「雨」だったのですが、幸いにも奇麗な朝焼けが見られる状態。

みなさまのご協力を得て、受付と車検、ブリーフィングと時間通りに進む事ができました。ありがとうございました!安全面を確認する車検、ルールを確認するブリーフィング共に大切な事ばかり。みなさまが協力してくださり、しっかりと確認していただく事で、円滑に進む事ができるのです。

朝からサーキット走行の準備に大忙し!タイヤの交換やエアー調整、その他のメンテをする姿を多く見かけた

過去最多の参加人数のため受付・ミーティング・車検の時間がいつもより多く必要になる。しかし皆さんのご協力のおかげでスムーズに進行し、時間通り安全確認を終えることができた

ホットコーヒーの無料サービスも大人気。みんなで一緒に寒さに耐えた朝だった

また、厳しい寒さとなりましたので、無料のホットコーヒーサービスをさせていただきました。本部テントへ気軽においでくださる姿に、スタッフも嬉しくなりました。みんなで寒さに耐えるのも、またひとつの思い出になったと思います。

いよいよ練習走行開始!最初のうちはスタッフの先導がついてくれるのでビギナーも安心して走り始めることができる

そしていよいよ、練習走行の開始です!エンジョイ2時間耐久の場合は時間全てが練習走行。「ビギナーの人に多く走ってもらおう!」などの作戦が多かったようです。もちろん「そんなに走ったらレースまでにばてちゃいますよ〜」という悲鳴もあり、そのチームがどうなったかは分かりませんが、和気あいあいと決めていった事でしょう(笑)!

練習走行の様子

スポーツ3時間耐久レースの場合はグリーンのフラッグが振られた瞬間から予選が開始!

対してスポーツ3時間耐久レースの場合はそう簡単にはいきません。練習走行の途中でグリーンフラッグが振られると「予選開始」の合図なのです。ちょうどその頃にエースライダーが走っていないと「アタックする時間が減ってしまう」という事になります。少しでも前のグリッドになる為に、時間を計算していきます。

もちろん、スポーツ3時間耐久へエントリーしたチームにも「グリッドよりも走り切る事が大切ですからね。ウチは全部練習だと思って走りますよ」というご意見もあり、楽しむ事が優先される場合もあります。どちらも一日を思いっきり楽しむ為の方法です。

予選といえども速く走って、いいグリッドを目指すチームもいれば、完走を重視するためじっくり練習するチームもいるなど作戦は様々

ほのぼの楽しむ2時間耐久レース!

通常、スタートはいいポジションを狙うためにエースライダーに任される場合が多いが、あえてビギナーの方に経験させようとするチームも

いよいよ決勝の時を迎えました。まずはエンジョイ2時間耐久レース。40チーム以上が参加する大人気のこちらのクラスでは、抽選で決まったグリッドに各車が整列します。

耐久レースの定石としては、ここでエースライダーが走るもの。ところがポールポジションのチームはビブス着用のライダーが準備をしています。「ネタって事じゃないですか?コレ(ビブス)ですから」と笑いながらも緊張気味でした。他のチームでもスタート前に記念撮影をしている姿もあり、それぞれの楽しみ方があります。もちろん気楽に楽しめるのはスタート担当ではない方々で「緊張しますよー。みんな他人事なんだから」とスタートライダーは苦笑いなのです。

遂にエンジョイ2時間耐久レースがスタート!自分のマシンめがけてライダーが思いっきりダッシュする!この光景は何度見ても迫力満点

スタート方式は耐久レースでは伝統的なル・マン式。コースを挟んだ反対側にライダーが待機し、ダッシュしてマシンに跨がって走り出します。たまにマシンまでの間で転倒してしまう事もありますが、今回はなし。若干エンストをしたチームもありましたが、全車スタートを切れました。2時間耐久レースの始まりです!

このスタートでは焦らない事が重要。他車との接触などが多くなりがちですから、しっかりと空いている方向に向けてスロットルを全開にするのです。

エンジョイ2時間耐久レーススタート

スタート直後のバトルは、そのまま順位になるので上位は真剣そのもの。やはり順位は前の方が気持ち良いものです。しかしそんな最中でも、早々にピットインしてライダー交代するチームも。やっぱり「疲れちゃうから」なのでしょう。

駆け抜けるライダーはみんなヒーロー!観客の注目を浴びながら走ることもまた快感である

ビギナーの方が走り始めると、仲間からの声援は大きくなります。馴れない中でのバトルではありますが、同じくらいの技量を持つライダーとのバトルは白熱!「スゴイよ、抜いてるよ!」とピットから感嘆の声が出る事もあります。「公道では抜いたり抜かれたりしないですもんね。これ、すっごく楽しいですよ!」と興奮気味の方も。「もっと練習して、次回はもっと楽しく走れるようにがんばります!」と来年へ心を馳せている方もいました。

エンジョイ2時間耐久レースでは、SPクラスとOPENクラスの2クラスが混走となっていますが、クラスの違いは関係ないようです。「やっぱり前にいれば、抜きたくなりますよね」とクラスを超えたバトルがほのぼのと白熱して行われていきます。

全体的にこまめなライダーチェンジを入れるチームが多く、順位よりも楽しく走り切る事を大切にされていたようです。「いや〜、ほのぼのと楽しみました」という笑顔が、エンジョイ2時間耐久レースを物語っていました。

エンジョイ2時間耐久レース 入賞チーム

エンジョイSPクラス

  1. 69モロヤマレーシング+カムイⅡ
  2. 85ホンダ学園ミニバイク部◎YOU
  3. 89TRT

エンジョイOPENクラス

  1. 81チームC
  2. 84415 RIDERS × 昇天 Racing
  3. 83ISKANDAL RT 出直し組

ビシバシスポーツ!3時間耐久レース

スポーツ3時間耐久レース決勝がスタート!スタート前は天候に不安がありましたが、いざ走りだすと迷いなくトップを狙いにいくライダー達

続いて行われたスポーツ3時間耐久レース。実はエンジョイ2時間耐久レースの間にもポツポツと雨が降っては来たのですが、路面が濡れる程ではありませんでした。「降るなら降って欲しい。タイヤ選びが難しい!」と嘆きながらのスタートとなったのです。

雨は降っていない状況でレースはスタート。さすがにこちらのクラスではエンストなどもなく、奇麗なスタートとなりました。そしてトップグループは序盤から一気に後続を引き離しにかかります。4スト100cc、2スト50cc、そしてOPENの3クラスが混走ですが、全く関係ありません。トップグループは「総合で1番」が欲しいですし、中盤以降の順位であっても「少しでも前の順位で」となるのです。

スポーツ3時間耐久レーススタート

白熱したトップ争いや順位争いが展開されますが、やっぱり弐輪道CUPならではの「楽しみ優先」も見られます。上位にいるのにビブスライダーが登場するなど、順位よりも大きい価値が「楽しみ」にあるのです。

ビブス着用のライダーもベテランライダーに交じりがんばってバトル!競り合うスポーツの楽しさを堪能していた

そのお陰か、トップ争いも最後まで同一周回数での争い。ちょっとでも何かトラブルがあればトップが入れ替わる緊迫したレース展開となったのです。

心配された雨も、ゴールチェッカーまで本降りになる事はなく、ドライ路面で無事終了。ギャンブルに出てレインタイヤを装着したチームは途中でタイヤ交換をする事になってしまいました。

BOXとはどういう意味でしょう?暗号めいたサインボードも耐久レースの楽しみのひとつ

懐かしさ漂うロスマンズカラー!往年のWGP好きには堪らないカラーリング

「やっぱり3時間は長いですねー。疲れました。でも心地良いんですけどね」と笑顔から飛び出す言葉が、スポーツ3時間レースを象徴していました。モータースポーツは、やはりスポーツなんです!

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スポーツ3時間耐久レース 入賞チーム

スポーツ2st50ccクラス

  1. 18モトストレッタ&みにたまRT
  2. 26マテリアル ウインズ
  3. 20カメハメ波

スポーツ4st100ccクラス

  1. 7な〜ぼ〜&やっくん in 彩の国
  2. 12ラブラブまなちゃん・CBRチーム
  3. 8HOTS

スポーツOPENクラス

  1. 29BS-LOOP 1軍
  2. 42ZERO ONE Racing
  3. 37モロヤマレーシング+カムイⅠ
レースの詳しいリザルトはこちら

感動と達成感溢れるチェッカー!笑顔溢れる表彰式!

遂にレース終了のチェッカーが振られ、応援していたお仲間から惜しみない拍手が鳴り響く

2つのレース、どちらにも言えるのがチェッカーの瞬間の「感動」と「達成感」でしょう。長い耐久レースは、チェッカーフラッグを受けるためにバトンを繋いでいくのです。嬉しい順位も、悔しい順位もありますが、最大の目的は「チェッカーを受ける事ですね」という事なのです。チームメイトも、ライバルチームも含め、チェッカーを受けたライダーへ惜しみない拍手が贈られました。その姿はまさしく「スポーツマンシップ」なのです。

完走しただけでも十分嬉しい耐久レースですが、表彰台に登れればその感動はひとしおだ。順位を忘れシャンパンでお互いを讃え合う

表彰式では入賞したチームはもちろん、共に走った“仲間”を称える為に入賞していないチームのみなさんもお集りくださいました。表彰はもちろんするのですが、ご参加くださったみなさんが「また次回!」と挨拶しているように見える光景でした。

スポーツ3時間耐久レースの表彰式が始まる頃に、大粒の雨が降り出し、本降りとなりました。みなさんの「楽しむ心」が雨の降り始めを遅らせたのかもしれません。

表彰式が終った後は、恒例のジャンケン大会となります。疲れた身体でも、豪華賞品の前には「がんばらないと!」とモチベーションが上がるワケです。次回弐輪道CUPの参加無料券や半額券、タイヤ前後セット、工具セットなどなどを勝ち取ったみなさんは雨にも負けずに満開の笑顔!大いに盛り上がってくださいました!

本降りになっても多くの方々が疲れを忘れ、テントの下から拳を振り上げてジャンケン大会に参加してくれた

今回のご参加ありがとうございました!みなさんの笑顔に出会えて、スタッフ一同も元気をもらい、バイクがもっと大好きになりました。また次回、弐輪道CUPでみなさんの笑顔と再会できる事を心よりお待ちしております!

また来年の弐輪道CUPでお会いしましょう!ありがとうございました!