2015年の弐輪道CUP元気に開幕!

桜が咲き誇り、菜の花が咲き並ぶ春。弐輪道CUPの開幕する季節になりました。

弐輪道CUPとは「耐久レースの楽しみやレース感覚を手軽に味わっていただきたい」という思いで開催しています。最も親しみやすいミニバイクで、分かりやすくシンプルにしたルールによって行われます。

2015年の開幕戦は、弐輪道CUP発祥の地である埼玉県:桶川スポーツランド。4月4日は午前中に少しだけ雨が降りましたが、走行中はドライコンディション。雨予報が出た中でしたが、たくさんのチームにご参加いただいての開催になりました。

メインMCとして柴田奈緒美さんが登場

弐輪道CUPで開催するレースは2つ。楽しみ優先の『エンジョイ2時間耐久レース』と少しスポーティな『スポーツ3時間耐久レース』。その中でもクラス分けがあり、エンジョイレースには『OPEN』と『SP』そして今年から『ノーマル』が加わった3クラス。スポーツレースには『OPEN』『2st50』『4st100』の3クラスがあります。それぞれマシンの排気量や改造制限によってクラス分けをしています。

ただしレースではそれぞれクラスが混走。テクニカルなセクションのコースの中で、クラスが入り交じった熱い戦いが展開されます。

そして今年からメインMCとして、雑誌などで活躍している柴田奈緒美さんが登場。全戦とはいきませんが、一緒に弐輪道CUPを盛り上げていきます!

楽しいレースは万端な準備から!

朝は受付から!

受付では資料、計測器、パスをお渡し

受理証は優待券付き。参加車両に必要なパーツが店頭価格から10%割引に

レースを安全に楽しむには、しっかりとした準備が大切です。前日までに行ったメンテナンスなどを確認していただいた上で、受付になります。申し込み用紙の原本と受理証をお持ちいただければ受付完了です。ちなみに、受理証には参加車両に必要なパーツが10%割引きになる優待券付きです。

サインボードを出すエリアへ入るにはパスが必要になります。受付時にパスの入ったパスホルダー(ペットボトルホルダー付)と資料、貸し出しの計測器をお渡しします。パスケースはプレゼントなので、お持ち帰りいただけます。

計測器の取付けと車検!

受付で計測器を受け取ったら車体に取付けていただき、車検へ。1チームで数台のマシンを使用する場合は、最初に走行する車両に計測器、残りの車両には計測器ホルダーのみを取付けて車検になります。

車検では安全に関わる部分や計測器の取付けをチェックします。車両や仕様によって取り付け位置が異なる場合がありますので、お悩みの際はスタッフまでお気軽にご相談ください!

ブリーフィングでルールとマナーをチェック

続いてはブリーフィングを行います。主な内容は「ルールとマナー」「フラッグの説明」になります。初レースの方にも分かりやすい説明と、覚え易い内容になっているのが弐輪道CUPの特徴。特にフラッグは種類を少なくしています。

お楽しみいただく為に、充実のサポート

無料レンタル装備

初レースの方を中心に、大好評なのが無料レンタル装備。革ツナギ、グローブ、ブーツ、バックプロテクターがあります。こちらはエントリー時にお申し込みください。

不安を払拭するビブス

ライディングに不安のある方には緑のビブスを用意しています。着用していると、周囲の方が気遣いながら抜いてくれるシステムです。初レースのライダーやレース経験の浅いライダーを中心に好評をいただいています。

しかし、このシステムはスタッフだけでは成り立ちません。参加していただいたみなさんのご協力の賜物です。ありがとうございました!

OSLサーキットレディが華を添える

桶川スポーツランドサーキットレディの空風マイキさんが登場。会場に華を添えてくれました。

楽しみがいっぱいのエンジョイ2時間耐久レース

グリッドは抽選で決定!練習に専念できる練習走行!

エンジョイ2時間耐久レースでお馴染みのグリッド抽選

初めてのレース参戦という方も多いエンジョイ2時間耐久レースでは、特別なルールがあります。それは「グリッドは抽選で決定」というもの。予選ではなく、受付時の抽選によってグリッド順位が確定します。これによって練習走行は「タイムを気にせず、練習に専念できて良いですね」と、初参加ライダーのみなさんを中心に大好評。

また、朝一番の「運試し」という楽しみにもなります。「微妙だなぁ」とか「期待してないから、思い切って引けよ」などなど、受付にも一人ではなく数名でいらっしゃる事が多かったようです。良いグリッド順位を引き当てると「それだけでヒーローですね」と和気あいあいです。

なにせ2時間の耐久レースですから、グリッド順位はそこまで大きな差を生みません。あくまで楽しみのひとつとして、エンジョイ2時間耐久レースの名物になっています。

ワクワクとドキドキが入り交じるスタート前

いよいよ決勝レースのスタートです。グリッド整列をしたら、記念写真を撮るのが恒例の光景です。「二度とないかもしれませんから」と笑いながら写真を撮る上位グリッドチームや、「後ろだった逆記念に」と抽選をした人をからかいながら撮るチームもありました。

スタートはコースを挟んで反対からダッシュし、マシンに跨がって走り出すル・マン式。時間になるとライダーが整列。ほのぼのしたムードは消え、緊張感が高まります。準備運動をするライダー、ダッシュの練習をするライダーなど様々です。「動いていないと落ち着かないんです」というワケで、じっとしているライダーが少ないのが印象的でした。

緊張感が高まるスタート前。入念に準備運動をしています

グリッドでの記念撮影は風物詩になっています

スタートから数周はラップタイムの速さが順位に大きく影響するので、エースライダーが担当するケースが多くなります。しかし「(後ろの)グリッド順位を引いた責任ね」と笑顔で抽選したライダーに任せる場合や、「記念だから」と初めてレースに参戦したライダーに任せる場合も。

「とにかくしっかりスタートして、落ち着いて走れば良い」というアドバイスをしているチームがありましたが、正にその通り。焦って転倒をするよりも、しっかり着実に周回を重ねることが上位進出のカギなのです。

それぞれの作戦と楽しみ方を胸に、レースはスタートします!

楽しみ優先ながらも熱いレースがスタート!

心配だった雨もなく、ドライコンディションで決勝レースはスタート。ラップタイムが上位のチームだけでなく、各グループで激しい順位争いが展開されます。しかし、毎回転倒が多くなるコーナーでは無理をし過ぎないオーバーテイク。「転倒しないことが最優先です」というチームが多数に。

初心者やテクニックに不安がある方でも、ビブスを着ることで安心して参加していた様子

エンジョイ2時間耐久ではビブス着用ライダーが多く存在します。余裕を持って抜いてくれるライダーや、ちょっと怖がらせてしまってごめんと手を挙げて挨拶してくれるライダーに出会い刺激を受けた様子。「ベテランライダーは速さだけじゃないカッコ良さですね。あんまり速くはなれませんけど、あのスマートさは目指したいと思います」という声も聞かれました。素晴らしいマナーは受け継がれていくのです。

2時間耐久レースの中で、自分と同じくらいの速さを持つライダーと遭遇することも多くあります。特にビブス着用ライダーには多く、「絶対に抜ける相手はいないと思っていたけど抜けました♪」と思わぬバトルを楽しんでいました。中には決勝レースで大幅なタイムアップを果たした方もいました。

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時にはトラブルを乗り越えることも耐久レースの醍醐味

時にはマシントラブルなどで、コースサイドを押しながらピットを目指す光景も出現します。順位だけの問題ではなく、仲間と共にチェッカーフラッグを目指すために懸命に押す姿と迎えに走る仲間の姿。トラブルや転倒はない方が良いのですが、絆を再確認させてくれる出来事でもあるのです。もちろん、ノントラブルで走り切ったチームのみなさんも、チームワークを発揮していく中で、絆の深まりを感じて行きます。

チェッカーフラッグが降られた瞬間は、喜びと感動がサーキットを支配していきます。仲間同士で握手をしたり、ガッツポーズが飛び出たり、みんなに拍手を贈ったり…。チームの垣根を超えて、喜びを分かち合っていました。

2時間を仲間とともに耐え抜きゴール!順位が上でも下でも格別な瞬間なのは変わりません

熱くスポーツする、スポーツ3時間耐久レース

スポーツ3時間耐久レースでは、真剣にスポーツする楽しみが色濃くなるレース。エンジョイ耐久と比べると、レースに慣れているライダーも多くなりますので、レベルが少し高くなります。弐輪道CUPを代表するレースと言えます。グリッドも練習走行後半に行われる予選のタイムで決まります。

スタート前、レースに慣れているライダーも多いのですが、さすがに開幕戦は落ち着かない様子。じっと集中力を高めるライダーは少数で、身体を動かし続ける姿が目立ちました。

スタートが奇麗に決まり、スプリントレースさながらの迫力あるバトルが展開される上位陣。もちろん後ろに続くライダー達も“少しでも前へ”とバトルを繰り広げます。

トップ、または少しでも前の順位を目指して様々な作戦が交錯する耐久レース。ライダーチェンジのタイミングだけでもそれが感じ取れます。ライダー交代エリアでの交代になるので、混雑するタイミングだと時間をロスする可能性があります。そこで10分〜15分ほど後ろへずらしたり、前倒しで交代したり。ヘルパーのみなさんも周囲の状況を把握しながら、ライダーへ交代のサインを出していきます。時にはライダーから交代したいという合図が出る場合もあります。「あいつ、へばったな」と笑いながらあわてて準備する光景も観られました。

作戦は様々でも、想いはみんな同じです。「少しでも前の順位で、絶対にチェッカーを受ける」という気持ち。レース中盤から終盤にかけても、その走りには懸命さがにじみ出ています。この姿は正に“スポーツ”そのもの。だからこそ、チェッカーフラッグを降られた瞬間は喜びと感動に包まれるのです。

チェッカーフラッグは、ライバル達を“共に戦った仲間”へと変える魔法の旗。ピットロードへ戻って来たライダーへは、チーム関係なく暖かい拍手が贈られます。スタッフ達も拍手を贈り、フラッグを振り、感動を分けていただきました。

遂にチェッカーフラッグが振られ、ライダーも仲間もその家族もゴールを讃えていました

みんな笑顔の表彰式&アフターミーティング

思いっきり走り、楽しみ、大きなケガがなく終えたレースは「全員が勝者」と言っても過言ではありません。しかしレースなので順位は着いてくるもの。レースが終ると表彰式が待っています。

まずはお互いの健闘を称え合い、全員の拍手から始まります。「この瞬間が好きなんだよね」との声もいただきました。表彰台の上で、笑顔が弾ける入賞チーム。しかしそれを見守るライバルのみなさんも素晴らしい笑顔で拍手を贈ります。心が暖かくなる時間です。

エンジョイ2時間耐久レース 入賞チーム

エンジョイSPクラス

  1. 69D・E・S Racing
  2. 66WH stone racing
  3. 68T・M・R 多摩MILK Racing

エンジョイOPENクラス

  1. 89川越オートボデー社
  2. 87C.D.Fact Racing
  3. 88りんりんれーしんぐ

エンジョイノーマルクラス

  1. 57ジョニーR
  2. 50オートイワ(KOB代表)
  3. 56プリティーフェイス

スポーツ3時間耐久レース 入賞チーム

スポーツ2st50クラス

  1. 28裏Fun-B
  2. 16HEARTS RACING 1
  3. 25うさぎ団

スポーツ4st100クラス

  1. 7モロヤマレーシング+カムイ2
  2. 2芋 3時間
  3. 3ガレージフジタ+渡辺チルドレン

スポーツOPENクラス

  1. 32BS-Loop
  2. 38エビ電な〜ぼ〜+弟子in彩の国
  3. 30ARTYRUN
レースの詳しいリザルトはこちら

アフターミーティング

表彰式が終った後は、アフターミーティングへと移行します。豪華な景品がズラリと並ぶジャンケン大会では「疲れが吹き飛びます」と熱のこもったジャンケンを展開していました。

最後はリザルトとお店で使える10%割引券をお配りしました

今回ご参加いただいたみなさま、本当にありがとうございました!

次回、関東は5月9日に茂原ツインサーキットで開催。関西は6月21日にスポーツランド生駒で開催です。どちらもみなさまのご参加をお待ちしております!

また次回の弐輪道CUPでお会いしましょう!ありがとうございました!