関東エリア第2戦は茂原ツインサーキットにて開催!

うぐいすが鳴き声を思い出し、朝の締まった空気に響き渡る5月。弐輪道CUPの関東エリア第2戦を、千葉県の茂原ツインサーキットにて開催しました。5月9日は雨の予報が出ていましたが、朝の天気は曇り。たくさんのチームが予報に負けじと参加してくださいました。

弐輪道CUPは、「耐久レースの楽しみやレース感覚を手軽に味わっていただきたい」という思いで開催しています。最も親しみやすいミニバイクでレースを楽しんでいただくため、分かりやすくシンプルなルールになっています。

第2戦が開催された茂原ツインサーキットは、高低差のある「峠のようなサーキット」です。上りコーナー、下りコーナー、フラットなコーナーがあり、「走り応えのあるコース」(参加者より)と言えます。元MotoGPライダーの中野真矢さんも研鑽を積んだサーキットでもあるのです。

弐輪道CUPで開催するレースは2つ。楽しみ優先の『エンジョイ2時間耐久レース』と、ちょっとスポーティな『スポーツ3時間耐久レース』です。エンジョイレースには『OPEN』『SP』『ノーマル』の3クラスを設定。スポーツレースには『OPEN』『2st50』『4st100』があります。それぞれマシンの排気量や改造範囲によってクラス分けがされています。ただしレースではそれぞれのクラスが混走。クラスを超えた熱いバトルが繰り広げられます。

しっかり準備で楽しいレース!

朝はまず受付から

タイヤ交換、整備個所のチェック、受付など、当日の朝はすることがたくさん

受付では資料、パス2枚、計測器を受け取ります

レースを楽しむ為には、しっかりとした準備が必要になります。前日までに行ったメンテナンスなどを確認していただいた上で、受付になります。申し込み用紙の原本と受理証をお持ちいただければ受付完了です。

安全を確保する為、サインボードを出すエリアへ入るにはパスが必要になります。受付時にパスの入ったパスホルダー(ペットボトルホルダー付)と資料、貸し出しの計測器をお渡しします。パスケースはプレゼントなので、お持ち帰りいただけます。

計測器を取付けて車検へ

受け取った計測器を取付けてから車検へ。1チームで複数台のマシンを使用する場合は、最初に走行する車両に計測器を付け、残りの車両には計測器ホルダーのみを装着しての車検になります。

車検では安全に関わる部分と計測器の取付けをチェックします。お悩みの際はスタッフまでお気軽にお声がけください。

車検では安全に関わる部分と、計測器の取付けをチェックします

ブリーフィングでルールとマナーを

続いてはブリーフィング。主な内容は「ルールとマナー」「フラッグの意味」の説明になります。初レースの方でも覚え易いように、シンプルな内容になっているのが弐輪道CUPの特徴。特にフラッグの種類は少なくなっています。

お楽しみいただく為の充実したサポート

初めてのレース参戦、サーキットの走行の方へ向けたサポートが充実しているのも弐輪道CUPの特徴です。

無料レンタル装具

毎回、人気なのが無料レンタル装具。革ツナギ、グローブ、ブーツ、バックプロテクターがあります。

こちらはエントリー時にお申し込みください。

不安を払拭するビブス

ライディングに不安のある方には緑のビブスを用意しています。着用していると、周囲の方が気遣いながら抜いてくれるシステムです。初レースのライダーやレース経験の浅いライダーを中心に好評をいただいています。

しかし、このシステムはスタッフだけでは成り立ちません。参加していただいたみなさんのご協力の賜物です。ありがとうございました!

楽しみがたくさん詰まったエンジョイ2時間耐久レース

エンジョイ2時間耐久レースの名物『グリッド抽選』

初めてのレース参戦、または経験の浅いライダーのみなさんが多いエンジョイ2時間耐久レースでは、特別なルールが存在します。それは「グリッドは抽選で決定」というもの。予選ではなく、受付時の抽選でグリッドが決定します。

これによって、タイムを気にせず、練習に集中していただけます。また「朝一番の運試し」という楽しみ方もあります。「まぁ、こんなもんでしょ」などと仲間と話したり、トップグリッドを獲得して「今日、転びそうな気がしてきた」と驚きが湧き出たり、様々な感想が飛び出します。

レースは2時間の長丁場ですから、グリッド順位はそこまで大きな差になりません。あくまで楽しみのひとつとして、エンジョイ2時間耐久レースの名物となっています。

ワクワクとドキドキのスタート前

いよいよスタートの時間がやって来ます。早めにグリッド整列をして、記念写真を撮るのが恒例となっています。グリッド順位が良くても悪くても「思い出になりますから」と写真を撮って盛り上がります。

スタートはコースを挟んで反対からマシンに向かってダッシュし、跨がって走り出すル・マン式です。時間になるとライダーが整列。ワクワクが消え、緊張のドキドキが支配していきます。準備運動をするライダー、ダッシュの練習をするライダーなど様々で、日章旗が振られるのを待ちます。スタートから序盤はラップタイムが順位に直結するので、エースライダーが担当する場合が多いのですが「記念だから」とビブスを着用しているライダーがスタートライダーになるチームもありました。

楽しみながら熱戦を展開

心配された雨もなく、レースはスタート。上位争いはもちろんですが、中盤以降にもグループが形成され、順位が激しく入れ替わる熱戦が繰り広げられます。怖さが出る下りコーナーでのオーバーテイクは少なめで、フラットなコーナーや上りのセクションで一気に仕掛ける光景が多く見られました。

熱いバトルの中でも、紳士なハートを大切にするみなさん。特にビブスを着用しているライダーには「余裕を持って抜いてくれていた印象があります」(ビブス着用ライダー)と気遣いを見せるライダーも多数いらっしゃいました。「ウチのチームにも初心者がいますからね」と笑顔で話してくださるベテランライダーさんは、掛け値なしに“カッコイイ”存在です。感銘を受けた方もいて、素晴らしいマナーが受け継がれる場になりました。

2時間の長丁場を走っていると、自分と同じくらいの“速さ”のライダーと遭遇することが多くあります。「いやー、テンション上がりますよね。気付いたらタイムがアップしていました」と、バトルを通じてレベルアップするライダーも多くいました。

ない方が良いトラブルですが、懸命に乗り越えることでチームの絆が深まったり、感動が増すことも

上位争いを制したチーム、惜しくも順位が下がったチーム、トラブルを抱えてしまったチーム、予定通りに完走を果たしたチーム、様々な状況の中で、チェッカーフラッグを受ける時間がやって来ました。残念ながら走り切れなかったチームもあり「チェッカーを受けるだけで、こんなに感動するとは思いませんでした」(初参加のライダー)という特別で感動する瞬間です。

がんばった思い出、深まった絆を噛み締めたことでしょう。サーキット全体が喜びと感動に包まれていきます。仲間同士で握手をする姿、拍手を贈り合う姿などが各所で見られました。チームの垣根を超えて、健闘を称え合っていました。

感動のチェッカー!喜びが爆発する瞬間です

ライダーがピットへ戻ってくると、拍手が待ち構えます

熱戦を楽しむスポーツ3時間耐久レース

スポーツ3時間耐久レースは、真剣にスポーツする楽しみが色濃くなってきます。エンジョイ耐久と比べるとレースに慣れているライダーが多くなるので、レベルがちょっと上がります。弐輪道CUPを代表するレースと言って良いでしょう。グリッドも練習走行の後半に行われる予選によって決定します。慣れていないライダーの練習と、エースのタイムアタックをどのタイミングで切り換えるか。などなどチームの作戦は練習走行から反映されているレースです。

スポーツ3時間耐久レースが勢いよくスタート!

グリッドでは早いタイミングで記念撮影などは行いますが、すぐに各ライダーが物凄く集中していくので、緊張感の高まりも見応え十分です。

緊張感が伝わってくるスタート前

大勢の仲間が見守る中で、スタート!

スタートでは上位グリッドのライダーが若干遅れるハプニングがありましたが、オープニングラップですぐさま順位が入れ替わります。トップ争いが迫力満点なのはもちろんですが、後続のグループも負けずに熱戦を展開。ひとつでも前のポジションを得るべく、熱いバトルとクレバーな作戦が入り交じっていきます。

ライダー交代のタイミングでチームそれぞれの特徴が出てくることも

クレバーな作戦や熱いバトルの中でも楽しむ心を感じられるのは、ライディングだけではありません。ライダー交代にもにじみ出て来ます。

多いのは20〜30分経過の時点で交代。もちろんライダー交代エリアが混雑するので「ちょっと我慢してもらって、後にしよう」とか「早めの交代にしよう」などの作戦も有効です。パドックにいる仲間達が周囲の状況を判断しながらピットインのサインを出しているチームもありました。

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さすがにレース慣れしているライダーが多いとは言え、長時間の走行は集中力を下げてしまい、転倒のリスクを増大させます。「集中力が切れる前に交代して、確実にゴールを狙っていきます」というチームが多くみられました。ラストの10分ほどは弱雨となってしまいましたが、高い集中力で乗り切ったチームがほとんどでした。

感動のチェッカーが、笑顔を魅き出す

体力、技術、そして頭脳をフルに発揮して懸命に走る姿は“スポーツ”そのもの。だからこそチェッカーフラッグが振られた瞬間の喜びと感動は格別なものになります。そしてチェッカーフラッグはライバル達を“朋に戦った仲間”へと変えてくれます。ピットロードへ戻ったライダー達へ、チームを超えた拍手が贈られます。もちろん、スタッフ達も一緒に拍手を贈り、フラッグを振って祝福させていただきました。

笑顔でノーサイド!表彰式とアフターミーティング

思い切り走り、戦い、楽しんだ一日。大ケガがなく終ったレースは「全員が勝者」です。しかしレースなので順位があるもの。レース後には表彰式があります。

お互いの健闘を称え合う拍手から始まります。疲れているのに、大きな拍手を贈り合ってくださいました。そして表彰台の上で笑顔を弾けさせる入賞チームがあり、祝福するライバルのみなさんも笑顔が溢れています。心が暖かくなる、本当に全員が勝者なのだと感じさせてくれる表彰式でした。

エンジョイ2時間耐久レース 入賞チーム

エンジョイSPクラス

  1. 67ZEROONE Racing シニア
  2. 76夜逃げ屋レーシング
  3. 69DETO 雪風れーしんぐ

エンジョイOPENクラス

  1. 81FLAT-GP
  2. 85RT モークスカフェ
  3. 83COLORS

エンジョイノーマルクラス

  1. 55JAILBIRD ST
  2. 53オートイワ
  3. 51親NABE子NABE.RT

スポーツ3時間耐久レース 入賞チーム

スポーツ2st50クラス

  1. 15ちゅるを
  2. 22Team9+闇忍道舞
  3. 27コバプラ+44R+我孫子トマト

スポーツ4st100クラス

  1. 3ハラツヨワークス&ポテンシャル
  2. 2Team NISHI 88's
  3. 5Teamかなぶん

スポーツOPENクラス

  1. 31ALPHIN vs HI-POWER vs KEN☆WORKS
  2. 40モロヤマレーシング+カムイ1
  3. 34ちゅるを
レースの詳しいリザルトはこちら

ジャンケン大会

表彰式が終った後は、アフターミーティングになります。ライダーのみなさんはもちろん、ヘルパーの方や応援の方もご参加いただけるジャンケン大会です。
豪華な景品がズラリと並び「雨でも疲れてても関係ない!気合が入ります!」と熱のこもったジャンケンを繰り広げました。また、狙い通りの景品を手にした方は「レースよりも嬉しい結果ですね!」と冗談を飛ばしていました。

参加者のご家族や応援の方々にもチャンスがあります。豪華賞品をゲットして奥様もご満悦!

今回ご参加いただいたみなさま、本当にありがとうございました!

次回、関東は6月27日に桶川スポーツランドで開催します。また関西は6月21日にスポーツランド生駒にて開催です。どちらもみなさまのご参加をお待ちしております!

また次回の弐輪道CUPでお会いしましょう!ありがとうございました!