2015年関西エリアの弐輪道CUPが開幕!

紫陽花が咲き誇り、初夏と真夏の狭間を感じさせる6月の21日。弐輪道CUPの関西エリア開幕戦を迎えました。場所は大阪府にあるスポーツランド生駒。緩やかではありますがアップダウンがあり、テクニカルな部分とパワーを必要とする部分が混在するコースです。

当日の朝は予報通りの雨。しかしその天気にも負けないチームがたくさん集まってくださいました。

弐輪道CUPは「耐久レースの楽しみやレース感覚を手軽に味わっていただきたい」という思いで開催しています。最も親しみやすいミニバイクで、分かりやすくシンプルなルールを心がけています。

開催するレースは2つ。『エンジョイ2時間耐久レース』と『スポーツ2時間耐久レース』です。どちらも2時間ですが、エンジョイは「より楽しみ優先」であり、スポーツは「ちょっとスポーティ」という位置づけ。それぞれにクラスが存在し、エンジョイには『OPEN』『SP』『ノーマル』の3クラス。そしてスポーツには『OPEN』『2st50』『4st100』を設定しています。それぞれのマシンの排気量や改造範囲によってクラス分けをしています。ただし、レースは混走。クラスを超えた暑いバトルが繰り広げられます。

2りんかんGAL 若松朋加ちゃんが華を添える!

関西エリアの開幕戦となるこのレースには、2りんかんGALの若松朋加さんが華を添えてくれました。スタート前のボードを出したり、スタートの日章旗&チェッカーフラッグを振ってくれた他にライダーのみなさんのお見送りや記念撮影なども行いました。

素敵な笑顔で手を振る朋加さんに、思わず手を振り返すライダーも大勢いらっしゃいました

しっかり準備でレースを楽しむ

レースを楽しむためには、しっかりとした準備が必要です。前日までにメンテナンスなどを済ませておけば、当日の朝は確認作業に専念できます。もしメカに不安がある場合は、2りんかん店頭でご相談ください。

マシンのチェックが終わったら、申し込み用紙の原本と受理証を持って受付へと進んでいただきます。受付ではブリーフィングでも使用する資料と計測器をお渡しします。

計測器を取り付けて車検へ

受け取った計測器を取り付けていただき、車検へと進んでいただきます。車検では安全に関わる部分はもちろんですが、計測器の取り付けもチェックしていきます。1チームで複数台のマシンを使用する場合は、最初に走行するマシンに計測器を取り付け、残りのマシンにはホルダーのみを装着しての車検になります。

ブリーフィングでルールとマナーを確認

続いてはブリーフィングで「ルールとマナー」「フラッグの意味」を確認していただきます。初レースの方でも覚えやすいように、シンプルなルールとできる限り少ない種類のフラッグを用いているのが弐輪道CUPの特徴です。

お楽しみいただく為の充実のサポート

無料レンタル装備

毎戦、ご好評いただいているのが無料のレンタル装具。革ツナギ、グローブ、ブーツ、バックプロテクターがあります。こちらはエントリー時にお申し込みください。

ブリヂストンブース

ブリヂストンさんのブース出展もあります。タイヤについての相談に乗ってくれますし、作業のレクチャーなどもしてくれます。

不安を払拭するビブス

ライディングに不安のある方は、緑のビブスを着用しています。ビブスを着用していると、周囲のライダーが気遣いながら抜いてくれるシステムです。経験の浅いライダーや初参戦のライダーを中心に好評をいただいています。

しかし、このシステムはスタッフだけの努力では成り立ちません。参加したみなさんのご協力があってこそ! ありがとうございました!

ケータリングサービスもあり!

レースで一所懸命に走ればお腹が空くもの。美味しいご飯や軽食、かき氷などを食べられるお店の出店もありました。「良い匂いで我慢できません。食べ過ぎないようにしないと」と大満足いただいたようです。

楽しみ盛りだくさんのエンジョイ2時間耐久レース

名物となった『グリッド抽選』

初めてのレース参戦、または経験の浅いライダーのみなさんが多く参戦するエンジョイ2時間耐久レース。このレースでは特別なルールが存在します。それは「グリッドは抽選で決定する」というもの。グリッドは予選のタイムによって決定するのではなく、受付時の抽選で決定します。

このルールによって、練習走行には予選時間がなく、タイムを気にせず練習に集中していただけます。また一方で「朝の運試し」という楽しみ方もあります。「まぁ、予想通りやな」とか「マジか!? 凄い!」などの言葉が飛び出し多いに盛り上がるのです。初参戦のライダーに抽選を担当させ、その順位でいろいろと「いじる」チームもありました。

レースは2時間という長丁場ですし、実際にグリッド順位はそこまで大きな差を生みません。あくまで「楽しみのひとつ」としてお楽しみいただきます。

スタート前から盛り上がる

いよいよスタートの時刻になります。早めに整列をして、記念写真を撮るのがスタンダードとなっています。しかし今回は練習走行時に雨、決勝レースはドライという難しいコンディション。タイヤの交換などを行ったチームも多く、記念撮影まで「気が回らない」チームもあったようです。

スタートはコースを挟んだ反対から奪取し、跨がって走り出すル・マン式。時間になるとライダーはチームの仲間から離れて整列します。「仲間のチームが離れていて、話す相手もいなくて緊張しました」という声もありました。準備運動をしたり、だらりとリラックスしたり、様々な方法で緊張と戦って集中力を高めていきます。

序盤はラップタイムが順位に直結するのでエースライダーが担当することが多いのですが「思い出に」とビブスを着用しているライダーが担当する光景もありました。

楽しみながら熱戦を展開

心配された雨も上がり、決勝レースはスタートします。練習時には川や池のようになっていたコースも、しっかりと乾いてドライコンディション。「全然違う日に走ったみたいな感覚。難しかったです」という意見があったように、練習の時とは全く違うコンディションに戸惑う様子も見られました。

まるで違う日の走行にも見えますが、同じ日なのです。この天候の激変に対応するだけでも大変! 敵はお天気となった一日でした。

上位争いはもちろんですが、中盤以降にも多数のグループが形成され、コース上のどこでも熱い戦いが繰り広げられます。中でもスピードの落ちるヘアピンカーブ、ラインの自由度が高い複合コーナーでのオーバーテイクが多く見られます。下りの切り返しが続くセクションでは「怖くてしかけません」という方が多かったようです。

また、熱戦の中でも紳士なライディングが多いのも特徴。特にビブスを着用しているライダーなどに対して驚かせてしまった場合などに手を挙げて挨拶をする光景がありました。「あれが余裕ですね。自分もできるようにがんばります」(参加者)と、マナーを受け継ぐ場になっていました。速いだけでなく、周囲への気配りもできるライダーこそ『カッコいいライダー』なのです。

ライダー交代を見ていても、「楽しむ心」が感じられます。エンジョイ耐久の場合は、早めの交代をしていくチームが多くなります。「慣れていないライダーが長時間走ると、集中力が切れますから」というのが主な理由。主催者側からも早めのライダー交代をお願いしています。

それでも雲が晴れて熱い日射しが照りつける天候は、ライダーを消耗させていきます。時にはライダー側から交代のジェスチャーが出る場面も見られました。

ライダーを成長させる2時間

ビブスを着用しているライダーに限らず、2時間のレースを体験することで「上手になった」と実感できるのも耐久レースの魅力です。何度も周回していく中で、他のライダーと競い合う中で、自然とレベルアップしていくのです。「あいつ、タイムが上がってる!」という声も聞こえてきました。

熱い戦いを楽しむスポーツ2時間耐久レース

真剣にスポーツを楽しむ方が多く参戦するのがスポーツ2時間耐久レース。エンジョイ耐久と比べると、レースに慣れているライダーも多く、レベルがちょっと上がります。弐輪道CUPを代表するレースと言えるでしょう。グリッド順位の決定方法も「予選順位」になります。練習を兼ねながら、後半の予選時間にタイムを狙っていかねばなりません。「練習」と「タイム出し」の比重をどうするか、などの作戦も重要になってきますし、走行に反映されていきます。

迫力のスタート!

グリッドでの記念撮影などもありますが、各ライダーが集中力を物凄く高めていくので、緊張感あふれる光景が見られるのもスポーツ耐久レースの特徴。観戦する方にとっては、スタート前から見応え十分です。

スタートでは大きな波乱もなく、いきなりトップが抜け出していく展開。高めた集中力が爆発し、後続との差をどんどん広げていきます。また、その後ろに続くグループは大バトル! 多数のライダーが入り乱れ、順位を変動させながらトップを追いかけていきます。参加チームが多く、コース上の各所で熱いバトルが展開されていきます。ひとつでも前の順位を獲得する為のライディングと、クレバーな作戦が入り交じり、観戦している人を熱くさせていくのです。

ライダー交代を見ていても、チームの特色が感じられます。エンジョイ耐久に比べると走行時間は長めですが、その中でも「早めの交代」「ちょっと引っ張る」などの作戦が垣間見れるのです。もちろん、長時間の走行は集中力を下げてしまい、転倒のリスクを増やしてしまいますので、基本は早めの交代。集中力が切れる前に交代をし、高い集中力で暑さと疲れを乗り切っていくチームがほとんどでした。

レースの最後は雨が降ってきてしまいました。この突然のコンディション変動にも対応しながら、必死にチェッカーを目指して走ります。このがんばりが溢れる光景は、まさしく“スポーツ”と言えるでしょう!

様々な感動を生み出すチェッカーフラッグ

エンジョイ2時間耐久レース、スポーツ2時間耐久レース、共に最大の感動を生み出すのは“チェッカーフラッグ”です。2時間のがんばりは、全てこのチェッカーを受けるためと言っても過言ではありません。「体力」「技術」「頭脳」を駆使して、「暑さ」「疲れ」時には「トラブル」なども乗り越えて受けるチェッカーフラッグ。どちらのレースでも格別な感動を生み出してくれる魔法の旗なのです。

そしてさらにチェッカーフラッグはライバル達を“共に戦った仲間”へと変えてくれます。ピットロードへと戻ってくるライダー達へ、チームを超えて惜しみない拍手が贈られるのです。メインMCの柴田奈緒美さんも、スタッフもオフィシャルも旗を振り、拍手をして祝福させていただきました。

みんな笑顔でノーサイド!表彰式とアフターミーティング

思いっきり走り、戦い、楽しみ、大きなケガがなく終わったレースは「全員が勝者」です。しかしレースには順位があり、上位には表彰が待っています。

表彰式ではお互いの健闘を称え合い、拍手を贈り合います。表彰台に乗ったみなさんも、祝福するみなさんも、笑顔で溢れています。スポーツ耐久の表彰式は大雨に見舞われてしまいましたが、その中でも祝福に駆けつける姿は本当に心が暖まりました。

エンジョイ2時間耐久レース 入賞チーム

エンジョイSPクラス

  1. 67BLACK KNIGHT'S
  2. 65SHAKE DOWN
  3. 69マイノリティレーシング

エンジョイOPENクラス

  1. 77イーロードレーシング
  2. 87兒玉 邦利ひとりで出来るもん!!!
  3. 82TEAMてんぷら 男組

エンジョイノーマルクラス

  1. 60まっつんパワーレーシング
  2. 56UnLimited
  3. 57バイクショップ フォースエレメント

スポーツ3時間耐久レース 入賞チーム

スポーツ2st50クラス

  1. 20KRS&TeamHiro
  2. 25チームさお姉
  3. 22LINK-UP

スポーツ4st100クラス

  1. 7本気Racing
  2. 4プログレッシブ 口だけR
  3. 6チームクラウン

スポーツOPENクラス

  1. 30おやじ達の甲子園!
  2. 35TeamAZITO&真加部R
  3. 32SIC!MOTO FIRST
レースの詳しいリザルトはこちら

アフターミーティングのお楽しみ、ジャンケン大会

表彰式が終わると、アフターミーティングへと続きます。ライダーのみなさんはもちろん、ヘルパーとしてがんばったみなさんにもご参加いただけるジャンケン大会です。

豪華な賞品がズラリと揃い、熱気が上がっていきます。その熱意に負けたのか、再び雨は上がりました。

今回ご参加いただいたみなさま、本当にありがとうございました!

次回、関西は9月12日に近畿スポーツランド、関東は9月26日に茂原ツインサーキットにて開催します。どちらもみなさまのご参加をお待ちしております!

また次回の弐輪道CUPでお会いしましょう!ありがとうございました!