関東エリア第5戦が桶川スポーツランドで開催!

夏の暑さは思い出せないほどに消え失せ、深まった秋。過ごしやすい季節ではありますが、少しだけ寂しさも湧き出る季節です。モーターサイクルスポーツを愛するみなさんにとっても「シーズンオフ」が目前です。

11月7日、2りんかんが主催するミニバイクの耐久レース『弐輪道CUP』も関東エリアの最終戦を迎えました。日頃バイク用品やパーツを販売する2りんかんが「耐久レースの魅力やレース感覚の楽しさを手軽に楽しんでいただきたい」と開催しています。最も親しみやすいミニバイクで、仲間と共に楽しんでいただくため、シンプルで分かりやすいルールになっています。

弐輪道CUPで開催されるレースは2つあります。楽しみを優先し、ビギナーライダーからも人気の『エンジョイ2時間耐久レース』と、スポーツとして楽しむ『スポーツ3時間耐久レース』です。

それぞれのレースの中で、排気量や改造範囲によるクラス分けがあります。エンジョイには『ノーマル』『SP』『OPEN』があり、スポーツには『4st100』『2st50』『OPEN』があります。ただしレースは混走です。クラスを超えた暑い戦いが繰り広げられるのです。今回は2レースを合わせて82チームもの参加をいただき、熱戦が繰り広げられました。

2015年を締めくくる舞台は桶川スポーツランド。弐輪道CUPを初めて開催したサーキットです。テクニカルなサーキットで、マシン性能に加えてテクニックが大きな差を生みます。

楽しいレースは準備から始まる

耐久レースを楽しむためには、しっかりした準備が大切です。中でも重要なのは前日までにメンテナンスなどを行っておくこと。当日は確認作業に専念できるので、マシントラブルの起きる確率が劇的に減ります。メンテナンスが苦手な方や不安のある方は、お近くの2りんかん店頭でご相談ください。

当日は雲が流れていくお天気で、晴れと曇りを繰り返す絶好のレース日和。今年は雨に見舞われるレースも多かったのですが、最後までドライコンディションでした! ご参加のみなさんだけでなく、2りんかんスタッフも桶川SPLスタッフも大喜びの一日でした。

受付

当日は、前日までのメンテナンスの確認などをしていただいた上で、受付になります。申し込み用紙の原本とエントリー受理書をお持ちいただければ完了です。

安全を確保するため、サインボードエリアへ入るにはパスが必要になります。受付時にパスの入ったホルダーとブリーフィング資料、そして計測器をお渡ししています。パスケースはプレゼントなので、お持ち帰りいただけます。

車検

受付で受け取った計測器を取り付けてから車検へと進んでいただきます。複数台でのご参加の場合は最初に走行する車両に計測器を、残りのマシンにはホルダーのみを取り付けます。

車検では安全に関わる部分と、計測器の取り付けをチェックします。お悩みの際は、2りんかんスタッフまでお気軽にご相談ください。

ブリーフィングでルールとマナーを確認

車検が終わると、ブリーフィングになります。シンプルで理解しやすい内容になっているのが弐輪道CUPの特徴です。特にフラッグは種類を少なくしています。

充実サポートで親しみやすいレース

ミニバイクレースへの登竜門とも言える弐輪道CUPは、初レースの方でもお楽しみいただけるサポートが充実しています。

無料レンタル装具

大好評となっているのが無料のレンタル装具。革ツナギ、グローブ、ブーツがあります。こちらはエントリー時にお申し込みいただきます。

中には「これから何度もレースに出るなら、買っても良いかも」という方も。もちろん2りんかん店頭にて、よりご自分にフィットする物をご購入いただけます。お気軽にご相談ください。

不安を払拭するビブス

ライディングに不安をお持ちの方にご好評なのが緑のビブス。着用していると、周囲の方が気を遣って抜いてくれるシステムです。ビギナーライダーを中心に人気があります。

このシステムはスタッフの努力だけでは成り立ちません。参加してくださったみなさんのご協力があってこそ。本当にありがとうございました!

ホットコーヒー無料サービス

日射しがあると暑ささえ感じますが、日が陰ると寒さを感じる季節です。そこで無料のホットコーヒーを用意しました。準備が終わった後や順位の確認をしながらなど、お好みの時間にほっと一息ついていだきました。

OSLレディMAAMIちゃんと柴田奈緒美さん、2りんかん女性スタッフが盛り上げる

会場を盛り上げるMCには、雑誌などで活躍している柴田奈緒美さん。軽快で楽しいだけでなく、自らもサーキット走行やレースを楽しむライダーなので“ライダー目線”の内容を盛り込んだアナウンスなのです。

スタート前や表彰式では桶川サーキットレディのMAAMIちゃんが華を添えてくれました。素敵な笑顔に癒された方も多かったようです。スタートのフラッグは2りんかんの女性スタッフが担当させていただきました。

独自の楽しみがあるエンジョイ2時間レース

初めてレースの方やビギナーの方が多く参加するのがエンジョイ2時間耐久レース。このレースにはオリジナルなルールが2つあります。

ひとつ目は“グリッドは抽選で決定”というもの。予選はないので、練習に集中していただけます。抽選は朝の受付時に行います。くじを引いてグリッドが決まるのですが、これが“運試し”の要素として人気なのです。良いグリッドを引き当てた方では「おー!」と目を見開いて驚く姿も見られました。逆の場合は静かに首をかしげたり、真ん中くらいだと「(前か後ろか)どっちかにしろよ」と仲間からツッコミが入ったり、反応は様々です。どのグリッドを引き当ててもお楽しんでいたようです。

レースは2時間の耐久レースですから、グリッド順位は大きな差ではありません。あくまで楽しみの一つとして、弐輪道CUPの名物となっているのです。中には「これ、目が覚めて良いですね」と興奮気味の方もいました。

ふたつ目のルールは「51秒を切った周回はノーカウント」というもの。タイム制限があることで、一人が速くても勝てなくなります。51秒ギリギリを狙うのが一番良いのですが、バトルになるとつい……というドキドキ感を味わっていただけます。

ワクワクドキドキ、楽しいスタート前

練習走行が終わると、いよいよグリッド整列。スタート直前です。この時間は記念撮影をするのが恒例となっています。良いグリッドだと「もうないだろうから」と入念な記念撮影をする姿もありました。

スタート方式は耐久レースではお馴染みのル・マン式です。コースを挟んだ反対からライダーがダッシュし、マシンにまたがって走り出します。時間が近づくと心を鎮めたり、ストレッチをしたり、笑顔だったスタートライダーは緊張感を高めていきます。

熱く楽しいレースを展開

ドライコンディションのまま、レースはスタートの時刻を迎えます。特別ルールの「51秒を切ったノーカウント」が心配されましたが、サインを出す仲間との素晴らしい連携によって全チーム乗り越えたようです。

レースはトップグループも後続のグループも大接戦になりました。30分ごとに発表される途中経過も、同じ周回数がたくさん並んでいます。走っているライダーも、ヘルパーのみなさんも大興奮です。その中でもオーバーテイク時に挨拶で手を挙げるライダーや無理をしないで「安全に確実に抜ける場所」まで待ってオーバーテイクする姿も多く見られました。特にビブス着用ライダーへの気遣いをしてくださる姿もあり“紳士のライディング”を大切にして、新たな参加者のみなさんへ繋いでくださいました。

2時間の耐久レースですから“同じくらいの速さ”のライダーと遭遇することも多くなります。時にはビブス着用ライダー同士で大接戦を演じることもあります。みなさん「バトルする楽しさ」を味わっていただけたのではないでしょうか。

戦う楽しさを味わうスポーツ3時間耐久レース

先に行われたエンジョイ耐久レースと同じく、グリッドでの記念撮影を楽しむスポーツ3時間耐久レース。しかしスタート時間が近づいた時の緊張感はひと味もふた味も違います。観ている方も思わず息をのむ集中力の高まりです。

ミニバイクとは思えないほど迫力のあるスタートからレースは始まりました。スプリントレースを見間違えるほどの速さで、あっという間のオープニングラップとなりました。一気に抜け出ることはなく、トップ争いは激しいバトルから始まっていきました。

チーム戦略も楽しい

スポーツ3時間耐久レースとなると、チームの作戦もより鮮明に出てきます。序盤からガンガン攻めていくチームもあれば、無理をしないように抑えながらラップを重ねていくチームも。サインボードエリアからはサインボードやゼスチャーでライダーに指示が送られていました。親子で参加のチームでは、お子さんが「ペースアップ」のサインを出し続ける姿も。「いつもやられているので、仕返しです」と満面の笑顔でした。

ライダー交代にも作戦や戦略が浮き彫りになります。1人の走行を割と長くするチームもあれば、早めに交代をして繋いでいくチームもあります。ピットロードの徐行や交代のためのストップ時間など、交代にはタイムロスがありますが「集中力の方が大切です」という側面もあるのです。ラップタイムが落ちたり、転倒のリスクが増すなどのデメリットもあります。極端に長い走行をするチームはありませんでした。

また、ライダー交代はエリアが決まっています。「混んでいるとロスが大きくなりますから」と、空いているタイミングを見計らってピットインサインを出すチームも多くありました。

全力だったからこそ、感動するチェッカー

エンジョイ耐久レースとスポーツ耐久レースの区別なく、最も大きな魅力はチェッカーフラッグを受ける感動でしょう。上位争いをしたチーム、惜しくも順位が下がったチーム、トラブルを乗り越えたチーム、レースの内容はチームそれぞれです。しかし体力と技術と頭脳を集結し、懸命に走ったチームです。だからこそチェッカーフラッグを受ける瞬間は“特別で格別な感動”になります。この瞬間の為にがんばったと言っても過言ではないでしょう。

チェッカーフラッグは、ライバルチームを戦った仲間に変えてくれました。ゴールをしたライダー達へ、チームの垣根を越えた暖かい拍手が贈られました。もちろん2りんかんスタッフ達も一緒に祝福をさせていただきました。

笑顔が満ちるアフターミーティング

表彰式

全力で走り、戦い、楽しんだレースは全員が勝者です。表彰式は全員による拍手から始まりました。

しかしレースなので、順位があります。上位に入ったチームは表彰式で喜びを爆発させます。そして他のチームは暖かい拍手で祝福しています。モーターサイクルスポーツは“スポーツ”なのだと改めて実感させてくれる、心温まる瞬間でした。

エンジョイ2時間耐久レース 入賞チーム

エンジョイSPクラス

  1. 95野澤塾
  2. 73RCTERA+RCりんそら
  3. 66タマデザイン+PBN電脳二輪館

エンジョイOPENクラス

  1. 86DP相模が丘&くりぼった
  2. 88Green Boyz
  3. 90S.C.R.T

エンジョイノーマルクラス

  1. 53足久保口組
  2. 60パーシュート
  3. 55にゃんたアタック YBKB

スポーツ3時間耐久レース 入賞チーム

スポーツ2st50クラス

  1. 15おじさんふたり組
  2. 19日野自動車㈱
  3. 16HEARTS レーシング1

スポーツ4st100クラス

  1. 7ハルナモータースポーツランド
  2. 11ラブラブ?CBRチーム
  3. 9軒下モーターサイクル

スポーツOPENクラス

  1. 40ペトロナス+クシタニ+彩の国
  2. 38モロヤマレーシング+カムイ①
  3. 36Team 893
レースの詳しいリザルトはこちら

ジャンケン大会

表彰式が終了すると、アフターミーティングのジャンケン大会へと続きます。ライダーだけでなく、ヘルパーのみなさんや応援でがんばったみなさんもご参加いただけます。日が暮れていき、寒さが立ち昇ってくる時間にも負けず、暑いジャンケンを繰り広げました。

ご参加いただいたみなさま、本当にありがとうございました! 関東での開催はこれで最後になりますが、来年も開催予定です。ぜひ2りんかん店頭やホームページをチェックしてください! そして関西エリアでは11月29日にスポーツランド生駒で開催予定です。みなさまのご参加をお待ちしております!

また次回の弐輪道CUPでお会いしましょう!ありがとうございました!